北星産業株式会社 北星ファイブ 藤江ファイブ

会社情報

CORPORATION

社長メッセージ(朝礼等でのあいさつより引用)

朝礼の挨拶(2018.4.2)
 いよいよ今年も桜が咲くシーズンになりました。明日、明後日くらいに満開になるんでしょうか。皆さんには、今年の桜は今年しかない桜ですから、ぜひ楽しんでほしいと思います。以前私は、花見については「また来年見ればいいや」などと思っていたので、あまりその年その時の桜を楽しむことなくやってきました。しかし最近は年齢的にも、桜を楽しむというか、その風情を感じるというか、そういう事の大切さも少しはわかってきたので、できるだけ機会を見つけて眺めるように心がけています。皆さんにも1年に1回のこの時しかない桜を精一杯楽しんで欲しいと思います。

 先日新聞にちょっと面白い記事が二つありました。一つは、なんと石川県の求人倍率が2倍を超えているという記事です。要するに売り手市場で人が足りない。やっぱり新幹線効果は大きいと思いますし、製造業も好調ですから全国2位。たぶん東京が1位だと思いますので、石川県が2倍、2位って大変な話です。この傾向はしばらく続くと思います。中小企業は大変です。ウチの会社は良い人が集まって、チームで頑張っていく会社です。人でもっている会社が、人がいなくなったら潰れてしまいます。ですからぜひ、ここはみんなで気にかけてもらって、元気な良い人を自分たちの周りから集めていくように心がけてもらいたいと思います。実はこれがリクルートの一番良い方法かなというふうに私自身は考えています。ウチはウチなりに、私も含めてほぼほぼみんな中途採用の会社ですので、周りにいい人がいれば「一緒にやらんか」と声をかけて、チーム北星にリクルートしてほしいと思います。

 もう一つ気になったのは小さな記事なのですけども、全国に大小あわせて260万社ある会社のうち、なんとその64%が赤字なのだそうです。2/3が赤字ですよ!赤字の会社がどうやって運営していくのでしょうか。私には不思議でなりません。儲けられない会社もあるでしょうし、何と言うかな、儲からなくてもいいと思っている会社もあるでしょう。いろいろな形があるのでしょうが、結果としては、ほぼ2/3の会社が赤字なんです。僕はやはり「良い会社」の条件として、一つには継続的に毎年きちんと儲けていくことは外せないと考えています。だって赤字では何もできませんから。わが社の基本理念にもありますが、儲けたものを社員の皆さんの物心両面の幸せのために使わせていただく。それからウチは設備産業ですから、儲からないと新しい設備に変えられないわけです。旅館に行ってみるとよくわかりますが、流行っている旅館はみんなリニューアルしていますよ。他方リニューアルできない旅館はジリ貧になります。儲けられないと、結局働いている皆さんにもお返しできないし、お客様にもお返しできないことになります。それから税金を国や地方に納めて、国民や市民のために行政の方で使ってもらうという会社本来の忘れてはならない役割もあります。ところが2/3の会社がそれを払っていないということになると、本当はとても大きな問題があるんじゃないかと思っています。

 儲かるということは全然悪いことではありません。お客様が「あんたのところ良いね」と言って買ってくださらないと儲かりませんので、儲けの多い会社というのは多くのお客様に喜んで頂いている結果なわけです。儲けは、お客様満足のバロメーターと言ってもいいと思います。僕は北星産業というのは、ある意味「無印良品」だと思っています。今までもナントカ車検とかいろいろなところからお誘いがありましたけど、どこにくっつくこともなく独学でここまでやってきました。逆にそのおかげで現在もお取引をいただいているお取引会社に、とても応援してきてもらいました。ですけど冷静に考えると、利益を持続的に出してこなかったら応援してもらえなかったかも知れません。当たり前ですが、私はビジネスとはそういうものだと考えています。やっぱり伸びている会社を応援しようと思うんですね。あるいは今はダメかもしれないけれど、これから伸びる可能性のある会社を応援してみようかなと思うものです。僕はぜひ皆さんに、蟹瀬社長を中心にそういう会社を創っていってほしい。人が「応援してやろう」「この会社はきっと応援すると良い会社になるぞ」「明るくて元気だから将来有望だ」と言えるような、そんな会社に成長していってほしいと思います。また一方で、儲け方も実は大切です。会社には絶対に品性が必要です。ぜひとも「道徳なき経済は経済にあらず、経済なき道徳は道徳にあらず」、「先義後利」という精神を忘れずに商売に精進してもらいたいと思います。

 良い会社の三つの条件というものがあって、先ほど言いましたように継続的に儲けるというのもその一つです。それからやはり大切なのは、本業を通して社会に貢献するということ。社会的に存在する意義がなければ会社をやっている意味がない。ですから自分たちに常に問わないといけません。「私たちの本業は何か」ということを。「ガソリン売っとるんや」「車を販売しています」というのは当たり前の答えですけど、それは将来に向けての私たちの答えではありません。ガソリンはいずれ無くなりますし、これから時代は大きく変わっていきます。私たちは社会から何を求められているのかを、もう一度社員一人ひとりがよく考えて、お客様と接していく必要があると思います。もう一つは、やはり働いている人が幸せになってもらうということです。明るく元気で風通しの良い、北星産業が大切にしてきた社風をこれからもどんどん伸ばしていってもらいたいと思います。健闘を祈ります。期待しています。…会長という立場ですので、私の関わり方は以前とは変わってくると思いますが、私も仲間の一人なので、全力でバックアップしていきます。よろしくお願いします。
キグナス石油新年賀詞交換会(2018.1.10 名古屋にて)
 明けましておめでとうございます。

 いよいよ戌年2018年がスタートしました。昨年は酉年にちなんで賑やかで景気も良いと言われ、実際に日本経済もマクロでは右肩上がり、年末の株高は22,764円と26年振りの高値にもなりました。

しかし残念ながら、私たちSSは、いろんな取組はしていますが、確かな突破口を見つけることができず、一方では燃料油の需要減が続く中で、結局は市況に大きく左右されて経営に安定性を欠き、将来への不安を払拭できなかった一年と言っても過言ではないように思えます。

 さてもっと大きく目を転じて、自動車を取巻く環境の変化はどうでしょうか。そのイノベーションは、すでにご承知かも知れませんがCASEという言葉で表現されています。Cはコネクト、Aは自動運転、Sはシェアリングエコノミー、Eは電気自動車の頭文字です。

 特にE・電気自動車は、直接的に私たちの主力収益である燃料油需要の減少や、整備費用の減少につながります。これまでは日産が先行していましたが、トヨタ・マツダの連合などによっていよいよEVの開発がスピードアップされていますし、一方では400Kの航続距離を持つリーフの販売や急速・普通充電器の普及など、電気自動車の弱点といわれた価格、インフラ、航続距離は急速に克服しつつあります。多分10年を待たずに、EVがはじける可能性は大いにありうると思います。

 またAIの進化と共に、自動運転は、私たちにとって今後の付加価値として期待の高い保険収益や板金塗装の収益にもマイナスの影響を及ぼします。また自動運転の進化は、シェアリングエコノミーに必然的につながります。このシェアリングによって現在の車の稼働率が5%、(現状、車の95%は車庫や駐車場などに居て使用されていないそうです)から10%へ向上すると、新車の年間販売台数は500万台から250万台へ半減すると予測されています。大きく自動車それ自体のマーケットは大きく縮小するということです。

 自動車ができて130年経ちました。これからの10年から30年、2050年までには、これまで積み上げてきた車社会の常識がひっくり返ってしまう。私たちがこれまで築き上げてきた儲けの源泉を根こそぎ変えてしまう。そういう大転換の時代が急速に始まりつつあるということです。

 これまでの経営者の役割は、問題を発見し、解決することにありました。これからの経営者の役割は、先見力を発揮し、新しいチャンスを創造し、チャレンジすることが最重要になってきます。時代より一歩先んじて、自ら新しい道を切り開く先見性と勇気と行動力を持てるかどうか?それが問われるように思います。

 そういう意味でも「内向きになるのではなく」、できるだけアンテナを立てて、あらゆる機会に外へ出かけ、いろいろな情報にタッチすることが大切になってきます。そこにどんなビジネスのヒントが転がっているかわかりません。待っていてはチャンスは来ません。

 キグナス石油様には、その様な様々な機会を創っていただき、そして私たちに提供していただくことを期待しますし、繰り返し言いますが、内向きになるのではなく、会員の皆さんも積極的にそのような場に参加をしてもらい、大きな変化の時代に、待ったなしで、チャンスを創ってチャレンジしていただきたいと思います。

 皆さんはお正月恒例の箱根駅伝をご覧になったでしょうか?最後は青山学院大学の4連覇で終わりました。層の厚さを含めていろんな連覇の要素はありますが、実は初優勝までには10年という年月がかかっているのです。「これだ」と思っても、チームに根付かせそれを勝利に結びつけるには、やはりそれだけの時間がかかるということを、改めて教訓として考えさせられました。

 私の座右の銘は「ピンチはチャンス」です。 どんなピンチも、方向性を定めて、ポジティブに粘り強く努力すれば、きっと成功への入り口をつくることができると信じています。この時代の風をアゲンストととらえるのか、フォローととらえるのかは、まさに私たち自身の問題であります。

 誰も経験していない新しい時代へ向けて、皆さんの待ったなしのご健闘を心から祈念して、2018年新年のご挨拶とします。ありがとうございました。
朝礼 社長コメント(2017.10.2)
 おはようございます。先ほども井淵君から「オリックスサンクス」の話がありましたけれども、その時に、小泉政権のときに大臣をつとめていた竹中平蔵さんが講演されまして、そのなかで風の話をされていました。風には二通りあると。

 ひとつは乱気流。まあ乱気流といえば、去年なんかまさにそうでしたよね、イギリスがまさかのEU離脱。いまだに解決していませんけども。もうひとつはアメリカ大統領にトランプさんがなって、これも誰も想定しなかったという、いまだに混乱をしておりますけど、方向性さえ見当たらないという乱気流が吹きました。

 もうひとつは偏西風。偏西風というのは、地球の自転によって必ず西から東へ吹きます。みなさんこの間ハワイとかアメリカに行かれたでしょ。行きは早いんですよね、偏西風の影響で。帰りは東から西へ飛ぶと逆風になるので時間がかかるわけです。だから天気予報を見ても必ず西の方から雲が来るでしょ、反対からくることひとつもないでしょ。で、そういう誰にも曲げられない自然の風というものがあります。

 今の時代でそれが何かというと、竹中さんは、第4次産業革命ということを言われていました。学校で習ったと思いますけど最初はイギリスの蒸気機関ですよね。2番目が電気ですかね。それからインターネット。そういうもので私たちの生活は変わってきましたけども、今特に言われているのが人工知能なんですね。こことみに1年、2年ほど急速に進化をしていて、このままいくと2030年までに我々がしている仕事の47%は人工知能に取って代わられるそうです。特に製造工場が言われていますよね。工場の中、あれは想定された世界ですのでアクシデントのない世界なんですよね。アクシデントのない世界は人工知能の最も得意とするところ。それからロボットの技術もものすごく進化していますので人間の代わりにより器用な人工知能を持ったロボットが台頭していくという。

 それでどうなるかというと、今人手不足と言われているでしょ。ところが、あと10年ほど経つと人余り。だって50%の職がなくなるという世界がもうすでにスタートしているわけですから。非常におおきいことですよね、そういう流れの時に我々人間としてどういうことをしていかないといけないのか、何が重要になるか考えて、その場しのぎではなくて、一人ひとりが勉強していくというか、もう一回経験を積み上げて、そういうものに対応していかなければいけないということを竹中さんは言われていました。

 まあクルマの世界でも2つの大きな流れがあって、一つは電気自動車という流れ、もう一つは自動運転という流れ。これで各メーカーが競っています。だからクルマの販売はこれから落ちていくだろうと言われていたんですけど、どうもこのイノベーションが自動車業界にも大きな影響を及ぼして車の販売もこれから変わっていくわけですから、しばらくは車が売れる時代が続くんじゃないかなというふうに思っています。我々はSSが主力の業態を持った会社ですのでここは非常に厳しい環境が続くんじゃないかなと思っています。ただ我々だけが厳しいんじゃなくて、他社もみんな厳しいわけですから、そのなかで我々がスピードを持って、偏西風に乗っかって、彼らより先に進めれば大いにチャンスがあると思っていますので、また戦略的に竹中さんの話を参考にしながら我々も進んでいきたいと思っています。

 9月を振り返ると、嬉しかったのは、SSの燃料のほうが前年実績を超えたんだよね。これはよかったね。全国的な傾向として燃料の販売量は減っていますので大変だと思うけども、客数を維持するというのは第一前提なのでぜひ頑張ってください。取り組んできたことがやっと少し数字にでてきたかなというふうに思っています。もうひとつ、9月は車の販売も、台数と粗利が過去最高でした。これはもう「コミノリ」という航海に乗っかってみんな一人ひとりががんばったのかな。コミノリだけじゃないんだけれども、これも北星産業、藤井商事にとってはとてもプラスのことじゃないかなと思っています。それから、永井君と佐藤君、11月のドライブウェイサービスコンテスト全国大会、私も行きますのでぜひ頑張っていただきたいと思います。練習に練習を積み重ねて、北星産業、藤井商事の名前を全国にとどろかせてほしいなと思っています。

 うちの会社は12月決算です。決算というのは期末試験ですよね、それで我々の会社が1年間どれくらい頑張ったかということを評価されるわけですが、それもいよいよ残り3ヶ月間です。ある意味書き入れ時でもありますので、段取り八分といわれるように一人ひとりが準備をして作戦をよく立てて、一日一日丁寧に成果を上げていくということが大切なんだろうと思います。チャンスがあっても準備していなければその時に書き入れることは難しいんですよね。お客様が大勢来ていただいたときにきちんと対応できる準備を量・質ともしておいてほしいと思います。

 最後ですけども、さっきも言いましたけど9月は車の販売が最高だったことやSSの燃料が100%超えしたこと、こういった成果をどれだけ短い時間でやるかということがこれからのテーマです。より大きな収益を上げたとしてもたくさんの時間を使ってやれば結果として一緒なんですよね。ぜひ時間を短くしながら大きな成果を求めていく、あらゆる道具とか知恵を使って短い時間で勝負をするということを心得てもらいたいと思います。そういうことを積み重ねて、今の年間休日は107日ですけども、なんとか110日あるいは115日にみんなで向っていきたいと思います。そのときには繰り返し言いますけど、工夫がなければ結局時間当たりの成果が下がるわけですから会社がヤバくなってしまいますので、これでは踏み切れません。ホームランはないけど、いろんな工夫をつなぎ合わせたところに110日あるいは115日の年間休日が見えてくると思っています。僕はこれもさっき言った「偏西風」だと思っています。この風の流れに乗って他社よりも先に実現していく。それは皆さんの協力なくてはできませんので、そういうことも念頭に置いて仕事の工夫をしながらやっていただきたいと思います。

 繰り返して言いますけども、のこり3か月が非常に大切な第4クオーターですので、コンディションをよくして、みんな力を合わせて事故のないように頑張ってやりましょう。以上です。よろしくお願いします。
朝礼 社長コメント(2017.7.3)
 さきほど3人から研修の報告があったけど、聞いていて改めて、そういう体験をしてもらったことが非常にプラスになっているなと非常に嬉しい気がしました。先月は海外研修もあってね、ずいぶん多くの方が行かれたと思います。そういう体験をしていくことで、日々の仕事だったり生活だったりにね、励みというか、何か取り入れていただければありがたいなと思っております。整備のほうも、成績をポイント化して競えるようにしたんだって?…とってもいいことですね。頑張った人がそうやって評価されて、新しい体験をできるようにしてほしいと思います。「学習」ってことばがあります。これは「学んで習う」。もちろん勉強するのは「学ぶ」ということですけど、「学習」というのは実は「習う」。「習う」というのは日々実行することを習うと言います。学んだことを日々実行してはじめて人は学習して成長するのだそうで、ぜひ、いきなり全部できるということはなかろうけども、一つでも日々の生活の中で実行してもらえればありがたいかなと思っております。

 えー、それから八日市の店長さん、どうもありがとうございます(「八日市のスタッフをほめてあげてください」というアンケートはがきのコメントをうけて)。褒めとかんといかんので一応褒めておきます(笑)。お客様からお褒めの言葉をいただくというのはホント嬉しいですよね。そのために仕事やっとるんかなと。働いているみんなに評価してもらったりあるいはお客様から評価してもらったりということが商売の本質ですので、ぜひその目標でやってもらいたいと思いますし、研修を受けた方はわかっていると思うけど、会社と社員のみなさんとお客様と3つがWIN・WINにならないと長続きしないんだよね。そのまま一つLOSEでもできるんだけども、持続的に長続きさせようと思うとWIN・WIN・WINじゃないと決して長続きしないんですよね。たとえば会社だけがよくて儲けても、皆さんの給料が安かったり、こういう研修ができなかったり勉強ができなかったりあるいは、お休みがちゃんと取れなかったりすると、そんな会社はよくなりません。持続的にはならない。やっぱし、繰り返し言いますけど会社とお客様とそれから社員のみなさんがWIN・WIN・WINの状態を続けて行くことが大切なんだろうなと思って。僕も改めてそういうふうに取り組んでいきたいなと思っています。

 昨日都議選がありましたよね。小池さんが圧倒的な勝利でしたよね。50人立候補して49人が受かったという。こんな選挙ないの、今まで。しかも49人ほとんど素人。だから誰が立候補しても全部受かっているわけですよ、小池百合子の名前だけでね。反対側に今の自民党の、ちょっと驕りというか、いろいろ出てきてるでしょ。トップとしてもう一回自覚しながらやらなければいけないと感じました。謙虚にやりますのでまたよろしくお願いいたします。

 それからまたちょうど一年の半年が折り返しました。前半はおかげさまでいい感じで終わっています。後半が勝負ですのでまたみんな頑張ってほしいと思います。10日の日にボーナスをお支払いいたします。ボーナスの月数は1.8か月です。平均です。考課の期間は去年10月から今年3月までの皆さんの仕事ぶりを上司の人が評価して決まります。各自よく見てください。1.8に対して上の人はもっと貰えるように引き続き頑張ってください。下の人はもっともっと頑張ってください。そしてみんな頑張ると1.8が1.9、1.9が2ヶ月になります。ボーナスが全てではないけどもひとつの指標だと思います。そういうことですので、また後半に向けて頑張ってもらいたいと思います。以上です。よろしくお願いいたします。
2016年度北星グループ年間表彰式に寄せて(2017.2.26)
「やってみなはれ」と「Having a go!」

 北星産業の最も大きい収益源である自動車用燃料油の販売粗利が今後先細っていくことは、何度も言ってきたようにもう避けられない事実です。私も今度は相当厳しいぞ!と考えていました。きっとこれまで経験してきた中で一番厳しい大きな波だ、どうすればいいんだと。しかしながら、数年前から始めたレンタカー事業、昨年のタイヤ増販、そして今年度取組む板金塗装のリース巡回からの提案入庫や定額リースなど、「ピンチはチャンス」ではありませんが、燃料油粗利の減少というピンチが逆に「あぶら屋からくるま屋」、いや「くるま屋」以上への道を加速させているように思えます。

 問題意識をもってずっと考えていると、ある景色に出会うとはっと気付くことがあります。自分の住む小さい井戸から出てみて気付いた景色や、反対に身の回りでいつも起きていた景色です。この景色が、ある日突然これはいける!と語りかけてくれます。上記の重点取組み事業それぞれに、この「気付き」があったように思えます。どちらの景色にしろ、きっと順調な時には、謙虚ではない私たちには見えなかった景色だと思います。つまり、チャンスは自分自身の中にあったということです。

 さて、「やってみなはれ」という言葉があります。サントリーの創業者である鳥居信治郎は、未知の分野に挑戦しようとして周りから反対を受けるたび、「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」と言って、決して諦めなかったそうです。ラグビー日本代表の前ヘッドコーチであるエディー・ジョーンズはこの「やってみなはれ」を、オーストラリアにある昔からの言葉である「Having a go!」と同義だとして紹介しています。日本のスポーツ界ではミスをしないことが非常に重視される。しかし、「ミス」は、それ自体決して重要ではない。「ミス」のあと、どのような行動を取るのか、あるいはそこから何を学ぶかが重要だと。そして、成功にはチャレンジ精神が必要不可欠で、今の状態に満足してしまうとそこで成功への道は閉ざされてしまうと言っています。まさにその通りだと思います。北星産業というノーブランドの中小企業がこれからの大きな時代の変革期に最も忘れてはならないのは、この失敗を恐れずチャレンジする「Having a go!」という精神ではないでしょうか。

 改めて、「ピンチはチャンス」です。それが、私たちが大切にしてきた「北星イズム」です。私たちは今、ピンチの中で大きなチャンスのきっかけを発見しました。どんなときもチャンスは自分自身の中にあります。「Having a go!」の精神で、これらの事業をどんどん成長させ、「HOKUSEI5」を地域NO.1ブランドに創り上げていきましょう。チームも、社員の皆さん一人一人も、目線を上げて100%の努力をしましょう。きっとそれぞれの新しい未来を拓くことができます。
キグナス石油中部支店賀詞交歓会にて(2017.1.11)
 皆さん明けましておめでとうございます。いよいよ2017年がスタートしました。今年もよろしくお願いします。キグナス石油様には、このように盛大に賀詞交歓会を開催いただき、また、若澤社長様をはじめ役員の皆様にもご出席をいただき、心から感謝申し上げます。

今年の酉年の「酉」は、これまで仕込んでいたことが熟して多いに実るという意味があるようで、商売繁盛の年とも言われています。

燃料油販売量の減少や市況の不安定で、SSの商売は大変厳しい環境が続いていますが、それぞれに継続してきた取組みに一層磨きをかけられ、この商売繁盛の酉年に、大きな成果を出していただければと思います。

さて、皆さんは第4次産業革命という言葉を、聞かれたことがあると思います。インターネットによる情報と人工知能が結びついて、産業や社会の枠組み、形態を変革していく流れを言います。

この人工知能の浸透により、経済成長率は年率0.6%で伸びると予想されています。しかしながら、雇用については、2030年には新しい仕事で500万人の雇用が増える一方で、逆に工場や販売の現場などを中心に740万人の仕事がなくなり、結果として240万人の雇用減少につながるという予想がされています。少子高齢化と相まって、社会・産業の枠組みが大きく変化することは、確実になってきました。

自動車関連については、この技術革新は「C・A・S・E」というキーワードで表現されています。

Cは「コネクティッド」、つながる、つなげるという意味です。インターネットで自動車自身がスマホなどのデバイス化する。車自身が情報を発信したり、受け取って処理していく事です。

Aは「オートマティック」、つまり自動運転の事ですが、車の持つ情報をAIが判断し具体化するという技術革新です。

Sは「シェアリング・エコノミー」です。カーシェアはその一部です。

Eはもちろん「EV」です。トヨタが2020年にEVを量産すると発表しました。水素はまだまだということです。フォルクスワーゲンの宣言とともに、トヨタの転身で、電気自動車の普及は急速に進んでいくと思います。

このような急激な技術革新の波は、私たちの今後の商売に大きな影響をもたらしていきます。私自身は、まだ具体的に整理がついていませんが、このような状況もこの一・二年でかなりクリアになってくるでしょうから、このままじっと次の展開を待っているわけにはいきません。

まずは、私たちがこれまで日々仕込んできた取組みの果実を、一日一日しっかり収穫して体力をつけていく。同時に、この大きな時代の荒波に適応できるように、自店のポジショニングを明確にして、次の仕込みをしっかり実行しながら、変化に準備していくことが大切です。

氷河期の恐竜が生き残れなかったように、大きいものが決して優位だとは言えません。規模の大小はまさに関係がなく、環境変化へのスピードと適応力が勝っていたものが生き残っていくのではないでしょうか。

私たちのこれまでのビジネスにとっては、かなり厳しい内容の話もしましたが、これは私たちが生き残り、繁盛していくためには、避けて通れない道だと思います。今までも、これからも厳しくない商売はありませんし、また、それをくどいても何も始まりません。自らが変わるしかありません。ピンチの中でチャンスを創り出す勇気を持ち、みんなで挑戦していきましょう。

キグナス中部支店も荒木支店長様を中心に、これまで以上に私たちに色々な「場」を提供いただけるようです。時代の変化を真正面に受け止め、私たちが情報を共有し、研究し、そして切磋琢磨できるような「場」にしていただければ幸いです。会員の皆様には、内向きにならずに、ポジティブに気持ちを外に向けて、是非積極的にそのような「場」に参加していただき、これから起きるであろう時代の変化という大きな波を乗り越えていく「糧」としていただきたいと思います。

最後になりましたが、会員の皆様のご健勝とご商売の繁盛、そしてキグナス石油様の益々のご発展を心からお祈りして年頭の挨拶とします。ありがとうございました。
社員に求める3つのこと(2016.4.1)
 皆さんおはようございます。新入社員の方、それから正社員に転換された方。入社おめでとうございます。ぜひ頑張っていただきたいと思います。いよいよ4月になりまして、急に暖かくなってきました。桜もまだまだかなと思っていたら、東京なんかも満開だといっていますので、金沢でももう土日にだいぶ咲くようですね。ぜひ楽しんでいただきたいなと思います。

 北星産業を取り囲む環境を少しお話したいと思います。SSのほうですけども、非常に厳しい戦いになっていますよね。値段もだいぶ安くなってきていますが、この間名古屋の方とお話していましたら、向こうはもっと安い値段で売っているそうですね。ちょっと商売として成り立つか成り立たないかくらいので、ホントにツライ商売をしているなというふうに思います。燃料は商品に差がないでしょ。車だと、日産だとかトヨタとかスズキ、ダイハツとか全部車の形とか性能とかいろいろ違うので、ここでは多少の値段の競争はありますけどそれほど過当な競争にはなりませんが、燃料というのは会社によって名前は違っていても中身はそんな変わりはないので、どうしても最終的には価格の競争になる。これはもう避けられないと思っています。しかも弱いところは潰れたりなくなっちゃったりしたので、残っているのは結構強いところだけですよね。もう、強いところ対強いところの競争になっているわけです。さっき残念ながら中尾君がキグナス総合優秀賞を逃したという話がありましたが、CSで落ちたんですね、顧客満足度を取れなかったわけですね。まあ顧客満足度だけではありませんけども、やっぱしもう一度、お客様にとって我々のSSがどういう位置づけなのか、どういうところでお客様に覚えられて「この店に絶対行かんなんわ」と思って頂けるか、きちんとSSごとに全員がちゃんと確認する。そこで飛びぬけるということが、とても大切なんだろうと思います。勝つか負けるしかありませんから、中途半端や真ん中はありません。ギリギリ生き残るなんてことはありませんので、勝つのか負けてやめるのかどっちか。勝つためにはもう一回言いますが、お客様にとってどういうポジショニングで、どういうところで覚えられていくのか、どういうところで選ばれるのか、これをはっきりさせていかないと勝ち残れないということですので、チーム単位でそこはもう一回確認いただきたいなと思っています。

 自動車の方は、上半期は前のリーマンショックとか大震災の影響で上半期4月から9月の車検の対象数は非常に少なくなるそうです。だから逆に言うと、守備率を高める努力をしないと前年を大幅に割っていくということになります。「去年と同じようにやっていればなんとか出るやろう」と思ったら数字は出ませんから、それはインプットしておいてほしいと思っています。車検の台数を落とすということはオートのビジネススキームというかビジネスモデルですので、ここはSSもがんばって車検台数を落とさないよう努力をしていただきたいと思います。

 ここで、新入社員だけでなく皆さんに改めて3つのことはお願いしたいと思っています。1つはまずしっかり地力をつけて頂きたいということです。特に若手の方、スキルだけが全てではないんだけど、やっぱりスキルがないと自分に自信が持てません。慌てる必要はないんですけども、しっかり応用力のもてる地力を身に着けてほしいなと思っています。

 それから2つ目は、礼儀ですね。最近やっぱり礼儀って大切だなって思うんですよね。北星社員のプライドを持って、きちんとした身なり、それからきちんとした応接、あいさつ、それからきちっとした年代に応じた知識とかそういうものを見につけて、「あ、さすがだな。北星産業の社員のみなさんは全然違うな」そういうふうに思われる、言われる1人1人になっていただきたいなと思っています。

 最後のもう一つは、いい仕事をぜひやっていただきたい、ということです。いい仕事いうのは3つありまして、まずお客様に喜ばれることですよね。お客様に喜ばれないのはいい仕事ではありません。まずお客様に喜んでいただけることをきちんとやるということ。2つ目は一緒に働いている仲間に喜んでもらうようなきちんとした仕事をするということ。案外浮いちゃう人がいたり、自分さえよければいいという人がまわりでポンといたりしませんか。そんなことのないように、まわりの人にも喜んでもらえる、一緒に働いている仲間を尊重するような仕事をしていただきたいと思います。3つ目が、工夫するということ。同じことをずっとやるんでなくて、今まで10時間で100の成果を出してたところを8時間で100の成果を出す。あるいは10時間で120の成果がでるように工夫していく。ここにおいでる130人の皆さんがそういう工夫をすると、しかもチームで掛け算するととんでもないアウトプットになるわけです。ここが狙いですよね、足し算ではなくて掛け算していくと。掛け算とは何かというと、コミュニケーションだったりですね、チーム力を上げていくことですね。この3つを1人1人が気にかけていただいて、「地力をつけること」「いい仕事をすること」「礼儀をちゃんと身につけ、プライドもって北星の社員らしくきちんとすること」。ぜひこの3つを通して成果を出していただきたいと思います。

 さっき店長の挨拶がありましたけれども、キグナス総合優秀賞の本命は野々市だったんですよね。これは秋の覆面調査で落っこっちゃったんだよね。でも僕はそのとき落っこちたというより、最後の執念足りんかったんじゃないかと思うんですよね。やっぱりそのチームの、目標に対する執念があるかないかというところが大切なのかなと思うんですよ。3月のオート事業部を見ていて、僕は滅多に褒めないんですけど、杉本部長をはじめオート事業部のスタッフはほんと立派やったなと思います。これが北星のチームのあり方やな、一つの型を見たなというふうに思いました。それほど立派やった。出遅れたので2月が終わった時点でちょっと台数的に難しいんかなと思ってましたけども、部長や課長を筆頭にしてほんとによく頑張って結果を出してもらったなと思います。これは僕が絶対にやるんだと、全員がそういう気持ちを一つにしたんだろうと。これはものすごく大切です。理屈なし。ちょっと目標に行かないチームがあるでしょ、そこんとこの気持ちのマインドのところ・メンタルのところをもう一回ですね、「どれくらいなのかな、目標に対してどうなのかな」というところをお1人お1人がもう一回考えてやっていただければと思っています。まあ厳しいけれども、きちんとやることをやってチームが目標を達成していく中で成長していくということを続けて行きましょう。頑張ってください、よろしくお願いします。ありがとうございました。

(4月1日朝礼挨拶より)
困難を乗り越え、自らのビジョン実現に向けて邁進しよう(2016.1.13)
 明けましておめでとうございます。キグナス石油様には、このように盛大に新年賀詞交歓会を開催していただき誠にありがとうございます。また、若沢社長様をはじめ役員の皆様にも多数ご出席をいただき重ねてお礼申し上げます。
 さて、いよいよ2016年がスタートしました。年初から北朝鮮の水爆実験や円高・株安の進行など波乱の幕開けとなりました。石油業界も昨年に引き続き、原油安に歯止めがかからず、元売り再編の動きや、中東の不安定化など、「混沌」というキーワードが当てはまり、まさに何が起きても想定外ではない2016年になりそうです。
 私たちSSにとっては、それに加えて、自動車の進化に伴う燃料油の需要減、一方では安売り業者の進出による乱売など、これまで以上に燃料油収益に頼ることができず、加えて深刻な人手不足など、非常に厳しい現実の中でのスタートと言わざるを得ません。2016年はそのような困難を乗り越え、もう一度SS商いの存在意義を創り上げていく、SSの商い元年の年にしたいと思います。
 考えてみれば、歴史とは、人間が知恵と勇気と信念で、幾多の困難を乗り越え、新しい世界を切り開いてきた再生・復活のドラマです。NHKでは、真田一族の存亡を描いた大河ドラマ「真田丸」がいよいよ始まりましたが、生きるか死ぬかの戦国時代もしかり、明治維新や太平洋戦争での敗戦と戦後の復興など、まさにピンチをチャンスに変えた再生・復活のドラマでありました。
 私たちも四面楚歌ともいえる現在の環境を逃げることなく冷静に真正面で受け止め、一社一社、一店舗一店舗、一人一人が、しっかり自らのビジョン実現に向けて、強い気持ちで邁進し新しい歴史を創り上げることが大切だと思います。  ここで一編の詩を紹介したいと思います。これはインドのタゴールというノーベル賞作家の詩です。

「危険から守り給えと祈るのではなく、危険と勇敢に立ち向かえますように、
 痛みが鎮まることを乞うのではなく、痛みに打ち克つ心を乞えますように、
 人生という戦場で味方を探すのではなく、自分自身の力を見出せますように、
 不安と恐れの下で救済を切望するのではなく、自由を勝ち取るために耐える心を願えますように、
 成功の中にのみあなたの恵みを感じるような卑怯者ではなく、
 失意の時にこそ、あなたの御手に握られていることに気付けますように」

 今年から支店のご発案により、独自の支店表彰を設けていただくことになりました。全国表彰ばかりではなく支店単位でお互いの成果を讃えあう素晴らしい試みです。本日ご参加の皆様がお互いに切磋琢磨し、来年の賀詞交歓会では、その中から自店の未来を切り拓いたメンバーがこのステージに上られ表彰されることを心から期待したいと思います。
 最後にキグナス石油様のご隆盛、中部キグナス会会員各社の粘りと頑張り、そして本日ご出席の皆様のご健勝を心からご祈念申し上げ、ご挨拶と致します。新しい歴史を創りましょう!ありがとうございました。

(2016年1月13日 キグナス石油㈱中部支店新年賀詞交歓会にて、全国キグナス会中部地区会長/小杉雄二の挨拶より)
朝礼の挨拶(2015.2.2)
 おはようございます。
 今年の事業計画は幹部の皆様にお話してありますので、幹部の皆さんからチームの中でお話をしていただければと思います。会社の方針ですから、お1人お1人が理解して同じ方向へ進むというようなことはとても大切だと思いますので、是非そういう機会をもってキャッチボールをしていただければと思います。

 去年を振り返ると4月からの消費税の値上げがとてもうちの会社には効いたと思っています。ガソリン、車の販売、メンテナンスと、メインのところで苦戦をした2014年度でした。
 まぁただ、いつも言いますように負けには理由があるというか不振なところには必ず理由があるわけですよね。でもお客様はどこかでお買いになっているわけですから、うちを選ばれなかったと言うことはそれなりの理由があるわけで、原因を見つけ出して直していくしかないんですよね。
 さっきお客様のアンケートの報告がありましたけれど、少しだからいいということではなく、たとえば10人に1人なら、100人になったら10人とか1,000人になったら100人になるわけですね。YESの人は周りに言わないんだけど、特にNOの人はですね、必ず23人に言うのかな?そういうアンケートがあってですね。皆さんもそうでしょ?いい事あっても周りに言わないということはないだろうけど、なんか不満な事とか嫌な事があったら、周りの人に言いませんか?そういう傾向があるので、特に大口の会社にNOと言われてしまった人は特に気をつけて、そういうことがコレだけしかないからいいということではなくて限りなくゼロになるように会社として努力していかんなんと思います。CSと言うのはスタッフ1人1人がやらんなんことやね。1人でもそうじゃないという人が居ったらとんでもない事になりますので、ここにいる全員が是非CSには気をつけていただきたいなと思います。

 よくお聞きになると思いますけども、レンガをつんでいる大工さんの話かな。有名な話ですよね。歩いているとある大工さんがレンガを積んでいたそうですね。そこで「なにをしているんですか?」と聞いたら「レンガを積んでるんや」と、そして他の大工さんに聞くと「壁をつくっとるや」と言ったそうですね。さらにもう1人の大工さんに聞くと「僕はレンガを積みながら教会を造っているんだ」と言ったんだそうです。
 同じ仕事をしいても、その人の考え方と言うかコレは何のためにやっているのか考えることによって、大きな仕事を成し遂げていくんですよね。レンガをずっと積んでいたらしまいに嫌になるよね?でもどれだけ小さな仕事でもこれが大きな教会建ててその町の振興に貢献するんだと思ったらですね、たぶんその小さな仕事もやり続ける事ができると思います。
 僕たちの仕事というのはそういうところがあって、見えないけどその先のお客さまの顔とか喜んでいただける姿とか、またこれをすることで他の部門の一緒に働く仲間に喜んでもらうとか、もしそういうことが自分の仕事の中で創造できたらとてもその仕事は楽しくなるというかやりがいのある仕事なっていくと思います。是非皆さんも自分の目の前にある普段の仕事がどういう意味を持っているのかもう一度考えてみてください。案外レンガを積んでいる人が、外壁を作っていると思っている人が居るんじゃないですかね。でも僕たちの仕事の先にはさっきのアンケートを書いてくださったお客様が居るということを忘れずにいい仕事をするように心がけてください。

 今年はたぶんとても厳しい年になると思います。燃料の販売量はだいぶ減るでしょう。それから車もダウンサイジング化しているでしょう。それから整備機会が減ったりですね、車検の台数も少なくなるのかな、4月以降。いろんな事でアゲンストの風が吹いてくると思います。
 その時に毎年代わり映えのしない事をしていたらだめなんですよね。やっぱり一番大事なことは、待ちの気持ちじゃなくて攻める気持ちを1人1人が持つこと。さっき言いましたけど、これは何のためにやっているんだということ、ちゃんとお客様の顔を見て、それから一緒に働く仲間の顔を思い出して、小さい仕事でもきちんといい仕事をしていくことを忘れずにやっていただきたいなと思います。

 長いこと話しましたけれど体に気をつけて元気にいきましょう。

(2月2日朝礼挨拶より)
新年の挨拶(2015.1.5)
 明けましておめでとうございます。おかげさまで無事に年度を越すことができました。本当に心から感謝申し上げたいと思います。特にSSの皆さんは31日のギリギリまで頑張ってもらいました。大晦日の夜10時頃に、店長から最終日の売上げ報告のメールがぞくぞく入ってくるんですね。これがなんともいいコメント付きメールでして、皆さんにもぜひ読んでほしいのですが、11人の店長からの非常にありがたい感動ものの年度最後の贈り物です。これが北星、藤井の原動力というか支えとなっているんだなということを改めて感じながら、またよく成長してくれたな、たくましくなったなと大晦日の夜にメールを見ていました。本当にギリギリまで頑張ってもらいありがとうございました。心から感謝申し上げたいと思います。

 昨年度この場にて、事業計画を実行するにあたり“会社はいま、踊場から上り階段へその一歩を確実に踏み出している”とお話をしました。しかし、この1年間を振り返ると、4月の消費増税の影響も大きいとはいえ、残念ながら踊り場(現状)から抜け出ることができなかった一年と言わざるを得ません。私たちのビジネスモデルの入口は間違いなくサービスステーションです。これは私たちの最大の強みだと思っています。ただ、SSのガソリンと軽油の販売量は前年比でやや減少、特に4月の消費増税以降、そして下半期はかなり苦戦をしました。これは燃費の向上と消費増税による節約志向が相まって、お客様の来店頻度が一層減少したということや、1回当たりの給油量が減少したという環境変化にも起因していると思います。これからは今までのように“待っていてもお客様が来てくださる”という時代は終わって、お客様を呼び込むというか、来ていただくために「攻めの姿勢」でいかないといけない時代にいよいよ入ってきたという風に感じています。今私たちに改めて必要なことは、この環境変化のスピードに負けずに、攻めの気持ちで積極的に動くことだと思います。これからは車両のダウンサイジング化が進み、燃費も更に一段と向上していきますし、燃料電池車や電気自動車の次世代自動車も登場してきます。燃料油を収益の柱にして販売していくということに関しては非常にアゲンストな時代を迎えてくるのは間違いありません。もちろんそういうことも想定内でしたので、3年後にはSSマージンが0円になっても赤字にならない会社体質を創ろうという事業計画を組んだ訳です。残念ながら昨年度はなかなかうまくはいきませんでした。各部門をみると、レンタカー事業部のようにとても成果を出している事業部もありますし、メンテナンス事業部は車検台数の落ち込みが直接そのまま収益減に繋がってしまいました。また店舗事業部も良いSSと悪いSSと非常に大きな差が出て、会社全体では前に進めなかった年度だったという気がします。

 「負けに不思議の負けはありません」ので、昨年収益的に苦戦をしたチームはリベンジをしてもらい、各部門や店舗がそれぞれ独立した会社のつもりで、きちんと損益を黒字化してもらいたいなと思っています。方針を先ほど幹部の皆さんに説明しましたので、社員の皆さんはリーダーからしっかり聴いてもらい、その内容をよく理解して、一人ひとりが会社の目標・目的に貢献できるようにぜひ努力をしていただきたいと思います。

 社訓の中に“明日を待つことなく、今日全力を尽くそう”とあります。何十年前からこの社訓は存在しているんですが、これが小売業である我々にとって一番大切な部分なのではないかと改めて感じています。先ほど上口店長と話をしてたんですけど、「一日一客一円」。日々の商いを大切にして我々の商売は成り立っているわけです。どうも昨年をみると今日一日の商売を全うできなかったこと、今日やるべきことを明日に先延ばししたことが、実は昨年踊場を抜け出られなかった大きな原因でないかなと感じています。今年はスタッフ一人ひとりも、チームとしても社訓にあるように一日一日全力を尽くして、その一日が充実していたなという幸せな気持ちになって、夜眠るときにはぐっすり熟睡できるくらいに頑張ってもらいたいと思っています。

 環境は依然として厳しいですけど全然心配することはありません。いつも言ってますように、「ピンチはチャンス」です。方針通りポジティブに粘り強くやっていけば、我々の将来は間違いないという風に思っています。どこと戦おうと負けることはありません。自信を持ってやって下さい。重ねて皆さんのチームへの貢献をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました。
新入社員を迎えて
 今日は14人の新入社員の皆さんをお迎えすることができました。入社して頂き本当にありがとうございます。これから研修が3ヶ月ほど続くと思いますけども、真面目にしっかり頑張ってやって頂きたいと思います。

 毎月1日の日に、北星産業は朝6時半から朝礼をやっています。12月は朝はとても暗く、当たり前ですが春が近付くにつれ一日一日明るくなっていきます。このように気分的に明るくなる時期に、こんな前途有望な新入社員の皆さんをお迎え出来て本当に良かったなと思っています。ようこそ北星産業、それから石川日産、日産プリンス金沢に入社していただきました。

 皆さんにお願いしたいことは2つあります。1つは、これからいろいろなことがあると思いますが、どんなに辛くても3年間は我慢をして会社に残ってほしいということです。たまに半年、1年経つと辞められる方もいますが、諺にもありますけども「石の上にも3年」です。3年間いろいろなことがあると思いますが、全力を尽くして仕事を経験した後の3年後に、じっくり自分と仕事・会社の判断をして欲しいと思います。これが1つ目のお願いです。それから2つ目は、最初はいろんな事を上司から指示されることが多いと思いますけれども、そういう中からでもぜひ自分で何を学び何をやっていこうかということを、受け身にならずに考えてもらいたいということです。指示待ち症候群にならないように。1年目、2年目、3年目それぞれにテーマを持って、自分で考えて自分で行動する!その癖をつけて頂きたいなということが2つ目のお願いです。この2つのことを忘れずにやって頂きたいと思います。

 そして幹部の皆さんには、入社した新人たちがこの会社の中でしっかり育っていけるようにちゃんとバックアップをお願いしたいと思います。私が幹部の皆さんに言いたいのは、決して新入社員を甘やかすなとかそういうことではなく、私たちも経験したように、例えば親が子供を育て、あるいは先生が生徒を育て、あるいは上司が部下を育てる過程の中で、実は私たちが子供たちや生徒、部下に逆に育てられているということを思い返して欲しいということです。どうしても「育てる」という感じで思いがちですが、実は逆だということです。会社においても、やっぱり人を育てる事によって、会社あるいは上司が逆に育てられているのだということを忘れずにお願いしたいと思います。

 「自分のことだけやればいい」というような自己中の組織であれば、その組織はいずれ滅びてしまいます。その観点を持って頂いて、このまっさらな青年たちを育て上げてほしいと思います。最終的には、会社のテーマは「成長する」ということです。風土として、まず自ら学ぼうという風土…「自学」という風土を持つということ、もう1つは自ら育つ、自ら成長して行くとう「自育」というこの2つの大きなテーマを、会社自身の組織の中に持っていくということがとても大切だと特に思っています。究極的にはこれに尽きるとも思っています。こういう風土を持った時に、きっとその会社は持続的に、正しく繁栄の道を歩んでいけるというふうに思うのです。

 今、消費税が上がりましたので、たぶん4月~6月は多少業績も落ちるかと思います。しかし松下幸之助さんが「雨が降ったら傘をさしなさい」と言われたように、売れないときでも会社の組織にはやらなければいけないことがいっぱいあります。そういうことを丁寧にやりながら、たぶん第二四半期、あるいは第三四半期からは景気も上向いてくると思っていますので、その時に慌てないしっかりした準備も心がけてやって頂きたいと思います。よろしくお願い致します。ありがとうございました。
新年の挨拶(1月5日新年会挨拶より)
 皆さん、明けましておめでとうございます。今日は5時半から2014年度の経営ビジョンを幹部の皆さんにお話していたのですが、皆さんにも改めてご案内する機会を作っていきたいと思います。今年のテーマは、もっと、もっと自動車関係の収益を上げましょうということです。基本的にはSS…本来は石油販売会社ですので燃料収益が主体の会社です。燃料を売ればそこそこ収益があがった時代もありましたが、最近は量を売っても儲からないようになってしまいました。逆にここ5年ほどガソリン、軽油、灯油が量的にはそんなに落ちていないのに、収益的には2億円以上落ちているという結果です。製造業が努力とは別に円高や円安で収益がブレるのと一緒ですけど、みんなが頑張っているのに片側でそういうことに左右されるというのは本当に好ましくないと思っているので、そういうことに左右されない会社を作りたいとここ10年ほどやってきました。古くからいる社員の皆さんは知っていると思いますが、10年ほど前からは『あぶら屋さんからくるま屋さんへ』というビジョンでやってきました。北星ファイブをつくったり、日産をグループ化したり、いろんな仕掛けをしてきたのもその一環です。考えてみれば4年前にプリンス金沢という仲間ができ、2年前からは石川日産という仲間が加わってくれました。ホントついてるなと実感します。『あぶら屋さんからくるま屋さんへ』のスピードをより速めるきっかけとなったと思います。

 実は去年2013年度の年度発表にあたって書いたものを見ていましたが、そこには「北星産業は今、踊り場にある」と書いてあります。それから「踊り場を上がるも下がるも、2013年度は大切だ」と書いてあるんですよね。そして、1年経って私がどう思っているかということをぜひ皆さんに伝えたいと思います。北星産業は今、確実に踊り場から上りの階段をのぼりつつあるということです。仕掛けはできました。そこの戦略は、みなさん全然心配しなくていいと考えています。

 それから僕が本当に良かったなと思うのは、「人」のことなんですけども、本当に良いスタッフが育ってくれています。決算月ということで12月31日の最後まで、SSを中心にみんな頑張ってくれました。大晦日の夜8時とか9時にメールがポンポン入ってくるわけですよ。その店長の締めくくりの言葉が非常にいい言葉ばかりだった。責任感にあふれていたし、目線も高い。これを見ながらひそかに感動していました。
 実はおかげさまで今年還暦を迎えます。思い出すと社長を受けたのが40歳のときでしたから、ちょうど20年間社長をしているわけです。それで一番苦労したのは何かな…なんて時々思い起こします。当時は全部フルサービスのお店だったので夜9時までやっているわけですね。大晦日の9時過ぎに閉店してから金沢のSS店長が成績を本社に持って来るので、会社にたった1人で残ってみんなを待っていましたね。全部締め終わるのが10時半とか11時とかじゃなかったかな。1円1円、1日1日が大切な時代でした。そういうこともやっていたなという記憶が自分のなかで思い出しました。60歳になったので皆さんと後どれだけお付き合いできるか分からないですけど、もう1度20年前に戻って、そういう感覚を大切にみなさんと一緒にやっていきたいと思っています。

 さあ、踊り場からいよいよ上り階段に足をかけました。僕は3年間でこれをやりたいと思っています。SSのマージンがゼロでもきちんと生きていける会社を作りたい、創ります。これが最後の僕の仕事納めになるかどうかは分かりませんが、そういう覚悟でやっていきますのでぜひ皆さんもついてきていただきたい。でも私はいろんなことを犠牲にはしませんよ。だから森さんが研修旅行後に「来年もハワイに行きたい」と書いていましたけど、毎年ハワイに行けるような…そういうこともしながら、そしてお給料もあげながら、休みもしっかり取りながら、それでもSSのマージンがゼロで生きていける会社をぜひ皆の力を合わせて創っていきたいと思います。本年うま年、結果を出すよう力を入れてやりますので、ぜひ皆さんついてきてください。よろしくお願いします。ありがとうございます。
丁寧で質の高い「仕事」をしよう
 5月が終わりました。この6月は上期の締めの月ですのでしっかり実績をあげましょう。先ほどの発表ではSSが苦戦しているようでしたが、ピンチはチャンスです。苦戦の原因はお客様側にあるのではありません。もう一度真摯に見直しをして自分の考え方や行動を変え、社員自身が成長していかないとお客様を満足させることはできません。ガソリンの販売量や来店客数は信頼度の指標と捉えて、これらを伸ばしていく努力をしていきましょう。

 少し早いですが、8月は最低でも5日間はまとめてお休みを取るようにしてください。世間のお盆と重ねるとどこも混雑しますからずらしてもいいですし、前もってスタッフィングやローテーションの準備をしておいてください。どうしても休むのが難しい場合は、総務に相談すること。また、これも少し早いのですが、7月10日はボーナスの支給日です。0.1ヶ月分でも多くお支払いできるように、6月は頑張って最大限の成果が出せるようにしましょう。それぞれの部門の問題点はハッキリしていますのできちんと取り組んでください。

 先ほど政治と経済の話をしました。今アベノミクスでデフレから脱却しようとしていますが、やはりデフレで経済が縮小していくと人間、元気がでませんよね。会社なら給料が下がったり人が減ったり…ということになるわけです。業績が上手くいかないとどうしてもコスト削減に手をつけざるを得ませんので、業績を右肩上がりに転換していけるよう頑張りましょう。

 アベノミクスは期待感が先行して一気に円安が進みました。輸出業界は黙っていても儲けが2割増えるわけですからいいですね。日産など輸出メーカーがそうです。まぁ、石川日産やプリンスには関係ありませんが。(笑)一方で輸入業界は大変ですよね。豆腐業界に話を聞きますと、原料の大豆を輸入に頼っているため材料費が値上がりしているのですが、価格転嫁が難しくて苦しいようです。石油業界も同様です。そうなると北星産業・藤井商事がどういうところに活路を求めていくかが大切になってきます。

 まずは来店されるお客様を確保し、これを減らさないこと。そしてメンテナンス商品で活路を開く。そのためには質の高さ、仕事の丁寧さが求められます。表に立ち営業接客をする人も整備に携わる人も、バックで支える人も関係なく、仕事の質の高さや丁寧さに気をかけるかかけないかで全然違ってきます。

 先日、市内のある会社にトップセールスに行ってきました。今まで利用していた近くのSSが閉鎖するということで、給油はウチでとお願いに行ったわけです。そこで「小杉さんのとこだけどね…」と前置きされて言われた事があります。僕はちょっと自信がないから、「あんたの会社のね…」と言われるとドキーッとするんですが、その時言われたのは「石川日産の南店で最近車を買ったが、以前行った時と違って女性スタッフの対応が良く、全然変わったね」というお褒めの言葉でした。また、別の企業からも「女性の電話応対がスマートで気持ちいい」とお褒めいただいたこともあります。そしてこれは聞いた話ですけど、バスの中で乗客のおばちゃんが北星産業の話をしていたそうです。その時はお褒めの言葉だったそうですけれど、注目されているのは良いことです。ですから1つ1つを丁寧に、目線を高く持って欲しいと思います。
3月の勢いを継続しよう(2013.4.1)
 今ほど各部門長より報告があった通り、3月はよく頑張っていただきました。1、2月が悪かったので、これでようやくスタートラインに立てたかな?というところです。先ほど報告がありましたようにSSのカーケア粗利は過去最高の数字です。2月までの悪い流れを引きずってずるずるいくのかな…と思っていたら、私たちのSSには反発力があって、嬉しく思います。鈑金塗装工場も今までで1番の成績でしたし、メンテナンス事業部の車検台数も過去最高でした。また、リメイクセンターとオート事業部もしっかり実績を上げてくれました。全体として3月は皆さんのリベンジする力が成績に表れたと言えますし、将来に向けてもやればできるんだな、という手応えを感じた月でした。

 さて昨日正午より、のと里山海道が無料になりました。実は高松サービスエリアに日産から急速充電器を寄贈しておりまして、昨日はその竣工式に呼ばれて出席していました。今回は上りだけですが、いずれ下りにも設置したいと思っています。ガソリンを売っている会社の社長が、片側で電気自動車向けの充電器を設置しているわけです。
 でもこれが時代の流れですよ。ガソリンの出荷量は2030年には現在の6割にまで落ち込むと言われています。でも2030年になっても、ここにいる皆さんの大半はまだ活躍しているんです。その時道路を走っている車の4割ほどが電気自動車やハイブリッドカーになっているわけです。これは大きなビジネスチャンスでもあり、このまま過去にとらわれていくと大きなピンチにもなります。当社の強みと言いますか原動力は、これを見越して同業他社より先んじて手を打ってきたことですし、今わたしが一方で電気自動車の普及を図っていることも将来きっと皆さんのためになると信じ、両面作戦を続けて行きたいと思います。

 今朝は早朝朝礼のために早起きしましたが、周りはすっかり明るくなっていましたね。同じ時間でも1、2月は真っ暗な中を運転してきたのですが、やっぱり朝が明るいというのはいいですね。今週はたぶん桜も咲きます。うまくローテーションを作って皆さんが花見をして少しでも心豊かになれるようにしてください。

 4月が始まります。3月が良くても4、5、6月をどれだけの成績で通過できるかが今年の実績を左右すると言ってもいいでしょう。店長だけでなく皆さん1人1人の力を合わせて、ぜひこの3月の勢いを継続して着実に実績を上げていっていただきたいと思います。
夢や志を持とう(2013.3.1)
 私の社長室の壁に、キグナスの前会長に頂いた額がかかっています。

「夢なきものに目標なし
目標なきものに計画なし
計画なきものに行動なし
行動なきものに成果なし」

 チームも個人も同じですが、まずは自分がどうなりたいか、チームをどうしたいかという夢や志があって初めて成果・成功につながります。この夢や志がしっかりしていなければ、外から何か言われるとすぐブレてしまうのです。

 リーダーにはチームの大小とは関係なく「説明責任」があります。メンバーに説明できないということは、リーダーがよく考えていないか、ブレているということです。また、リーダーでない人であっても言われたことだけをやるような生き方をしていないでしょうか。これらは自分の人生の夢やビジョンを持っていないからです。自分は本当にこれでいいのか、これからどうあるべきか問い直してください。

 勘違いしていけないのは、会社が皆さんに夢やビジョンを与えるのではないということです。会社が皆さんの夢をサポートする、あるいは皆さんの夢と会社の目指すところがイコールになることはあるかもしれませんが、あくまでも夢は自分で持つものです。会社が与えてくれるのだと甘えるのではなく、社訓にあるように自立した人間でなければなりません。

 この3ヶ月間は、かつて経験したことがないほど燃料マージンが低い月が続きました。今のウチの実力は、まだこの低マージンの環境に見合ったものではありません。少しでも成長してください。少なくとも前年を割り込まないように。例え1円でも前年を超えるという気概と責任を持つこと。理屈ではありません。

 そんな中でもリメイクセンターはきちんと目標ラインをクリアし、オート事業部も全体に貢献してくれています。非常にありがたいと思っています。他のところは、個人やチームの目標・役割を分かっているかもう1度見直してください。恐らく、半分くらいの人が自分のチームの目標を分かっていないまま自分のペースでやっているのではないでしょうか。これは仕事ではありません、単なる作業です。ピンチですから、1人1人が「貢献した」「達成できた」と誇りを持って思えるような中身のある仕事をしてほしいと思います。私は必ずしも大きな会社にしたいと思っていません。小さくても、夢を持ち自立した社員が誇りを持ってチームに貢献する…そういう会社、社員の集団でありたいと思います。

 政治も会社も結果が大切です。どれだけ夢やビジョンがあっても、結果が出なければ実現することができません。3月は、12月と同じく最大の書き入れ時です。チャレンジして結果を出しましょう。出来るところと出来ないところはお客様が違うのでありません、違うのは自分たちの取り組み方です。自分たちで直せるところはすぐ直し、スピードを上げて結果を出せるように3月をしっかりやりましょう。
今期の事業方針について(2013.2.1)
 昨年は、ここ数年で一番悪い成績でした。自動車用燃料の儲けの落ち込みを、それ以外のところでカバーしきれませんでした。と言っても赤字ではないですよ。実は金沢は市況がとても悪く、全国でワースト3に入ると言われています。毎月1千万円、2千万円というレベルで他県より損をしているわけです。しかしいつも言っている通り、これは自分達の力ではどうにもならないことです。嘆いていても仕方ありませんので、この市況でも戦える実力を身につけていかなければなりません。そうしないと先ほどせっかく自己紹介してくれた新入社員の2人が「あれ~?」ということになってしまいますからね。

 2030年には、自動車用燃料の需要は現在の4割程度に落ち込むと言われています。17年後ですからここにいる皆さんの3分の2はまだいるわけです。残り6割は、電気自動車やハイブリッド車に取って代わられているでしょう。ハイブリッド車と言っても、今のプリウスのように電気を補助に使うものではなく、逆にガソリンを補助に使うタイプです。これはなぜかと言いますと、このままCO2を排出し続けると日本でもマラリアのような熱帯の伝染病が起こるほど地球温暖化が進むため、特に先進国はCO2排出量を今の2割にまで抑えることが必要になってくるからです。自動車用燃料の需要は下がることはあっても上がることはあり得ません。このように、北星を取り巻く市場、市況は厳しくなっています。

 今の北星の粗利構成は、4割が石油製品の粗利で残り6割がオートや工場のカーケア粗利です。今後はこのカーケア粗利を7割、8割に増やしていくことが、ウチの方向性です。燃料は減っても、ご来店いただいているお客様はむしろ増えていますから、1人1人のお客さまに丁寧に接すれば、我々が望む収益を上げる事が可能です。この方向性を、部門長、店長を通して全員がしっかり理解してください。ただ「頑張ります」ではいけません。社長が「右向け」と言っているのに、全力で左に走って行ってはだめです。

 さて、今年度の始まりにあたって、2つのビジョンをお伝えしたいと思います。まず1点は、今言った通り全体のカーケア粗利を拡大していきましょう、ということです。燃料油をどれだけ売っても、それだけではこの先なかなか難しい。それに、市況は自分たちで動かせません。自分たちでどうにもできないところで頑張ろうとしてもうまく行きません。

 2点目は、部門や店舗それぞれで損益を出していますので、チームごとにそれを見えるようにしてしっかり儲けていくということです。瞬間的に赤字になるのは仕方ありませんが、継続的に赤字を出しているようでは他のチームに迷惑です。チームには表舞台に出る人も、裏方の人もいろいろ必要ですが、私は努力せずずっと足を引っ張る人だけはチームに入るべきではないと思っています。

 会社は儲けなければ存続できません。ですから1人1人が儲けに貢献しなければなりません。どこもそうですが、強いチームというのは1人1人の選手がチームの目標や方針を理解して、それぞれの役割を果たしてチームに貢献しています。「なんかやっとるけど自分には関係ないわ」「自分のスピードでやればいいわ」という人はウチには合わない。私は北星を、会社の姿勢や考え方に共感できるチームにしたい。安倍総理は「頑張った人が報われる社会にする」と言っています。会社も同じです。頑張った人が報われるようにしたい。また、そういう集団であれば会社も大丈夫です。理解して仕事に取り組んで欲しいと思います。

 この2つのビジョンを土台として、去年は『企業使命』に謳う「物心両面の幸せ」を追求してきました。心の幸せとは、本人の成長ではないかと思います。30歳であれ50歳であれ、仕事の中あるいは勉強会などを通して、本人の成長の機会を作っていきたいと考えています。実は日産プリンスで去年、社員の意識調査をしました。いろいろな意見が出てきましたが、私は全てに目を通し、質問に対し全てお答えして貼りだしています。北星でも、春になるとは思いますが意識調査やヒアリングを通してやるべきことを皆さんと共有したいと思っています。これも1つの成長の場ですよね。

 一方で物での幸せについては、これは一昨年になるのですが、20代の給与が県内のラインより低かったのでベースアップをしています。もしかしたら気づいていない方もいるかもしれませんね。今後も、500円でも1,000円でも毎年確実にベースアップできるようにしていきたいと思います。デフレの中では給料が変わらなくても物価が安くなるので家計は助かると思いがちですが、実際には経済全体が縮まって最終的にしわ寄せが来ます。安倍総理はインフレ目標を設定し、希望が持てる経済を実現しようとしています。会社も「一昨年は社員が100人いました。昨年は90人でした。今年は80人です」では元気出ませんよね。100人が102人になり、110人になり…そして給料も上がっていく、そういう会社で働きたいと思いませんか。

 ボーナスは、去年は年間で平均3ヶ月分お出ししました。業績が悪かったので、幹部は一般社員より少し我慢してもらいましたが。この年間3ヶ月というのが最低ラインだと思っています。できれば0.2ヶ月分でも多く、お返ししたい。この3ヶ月というのはあくまでも平均です。ウチは人事考課の結果に基づいて計算していますので、3ヶ月より少なかった人は、チームへの貢献度が低いと上司に評価されているということです。そういう人は、人のせいにするのではなく謙虚に受け止め、自分のどこが至らないのか問い直して欲しいと思います。どうしても分からなければ聞けばいい。僕はそういったことを上司に聞くなりして解決せず、愚痴を言いながら同じことを続けることが信じられない。聞けばどこを直せばいいのか教えてくれるのに。上に聞いて、直す。それも成長ですよね。聞いても直せないのはどうしようもないけど、もっと悪いのは自分はやっていると思い込んで聞かない人です。こういう人はだんだん邪魔になっていきますよ。会社が成長しているのに自分は成長しなければどんどん差が開いていきますよね。そうなったら辛いですよ。足りないところを直していくことが、あなた方の第一歩です。

 昨年は人件費率が57%でした。これはウチの業態だと多い水準だと言われています。50%から52%が正常なんです。実は昨年は粗利が5,000万増えましたが、人件費が7,000万増えてしまったんです。今年は皆さんに頑張ってもらって儲けを伸ばすことでこれを改善しなければなりません。粗利全体を底上げした中で51%を皆さんにお返ししたいと思っています。それでも給与、ボーナスは上がっているはずです。

 この考え方をいろんな場で皆さんにしっかり伝えていきたいと思います。昨年の業績が悪かったのはどうしてだろうといろいろ考えましたが、こういった考え方、方針、目標を皆さんと共有できなかったことが一番の反省点だと思うのです。繰り返し言いますが、「何かやっとるけど、私には関係ない」という人は私たちのチームには不要です。「分かった、皆でやっていこう」という人の集まりでなければなりません。決して難しいことではありません。私と同じ方向を向けばいいのです。理解度を高め、それぞれがしっかり自分の役割を果たしてほしいと思います。

 会社をやっていればいろんなことが起こります。でも今お伝えしたことをしっかりやっていけば大丈夫です。SSは燃料油のマージンがなくなっても生き残ることはできるでしょう。1人1人が会社の方針を理解する。そして人の言うことを鵜呑みにするだけでなく、時には自分で考えてみることが大切です。ピンチはチャンスです。いいアイディアはチャンスの中ではなかなか生まれてこないものです。ピンチの中からこそチャンスを掴み、今年を良い年にしましょう。よろしくお願いします。
新年の挨拶(2013.1.5)
 こうして皆さんと一緒に新年会を行えることをとても嬉しく思っています。他の会社が年末の休みに入っても、天候の悪い中で年末ギリギリまで頑張ってくれたSSをはじめ、12月の書き入れ時に最後まで頑張ってくれた他の部門にも厚く感謝を申し上げたいと思います。業界は大変厳しいですが、こうやって元気で年を越せると言うことは本当に感謝の一言に尽きると思っています。

 先ほど優秀チーム・スタッフを表彰させていただきました。選ばれた理由には目標や数字というものがついてきます。もちろんそういったことは大切なことに違いないのですが、嬉しかったのは社長として僕が目指しているところ―― チームの団結であるとか、周りを引っ張っていく推進力とか、そういった北星らしいところで選ばれたことです。そういうチームなり個人がもっともっと増えていけば、どんな嵐が来ようと、何が来ようと、極端に言えば油が無くなろうとも、この会社はたぶんバンバンにやっていけると思っています。ですから、先ほどオート事業部が来年も受賞し4連覇すると宣言していましたけど、ぜひ彼らを追って、他の部門も風を感じさせるような、周りに影響を与えるようなチームや社員を目指して頑張っていただきたいと思います。

 私はいつも思うんですが、野球でも何でも、グラウンドに出てプレーする選手はもちろん花形ですが、チームと言うのはそれだけで回るわけではありません。必ず裏にはチームドクターなりコーチなり選手をサポートするスタッフがいます。グラウンドをならす人もいるでしょう。スコアをつける人もいるでしょう。いろんな人たちのサポートがあってこそ、グラウンドにいる選手たちが 100%の力を発揮できるわけです。ここにいる120人の皆さんの中にももちろん前面に出て活躍する方もおいでるでしょうが、表に出ない方も誇りを持って前面に出ている社員の皆さんをもっともっとバックアップしていただけるようになってほしいと思います。

 一昨年の10月に福留に鈑金塗装工場、オリックスU-carのフランチャイズ店をスタートしました。それからレンタカーもスタートしましたし、リメイクセンターは去年の7月からでしたね。日産と一緒になることによって、日産と関係のある事業を3つも4つもこの2年でスタートしたわけです。本当は昨年中にある程度まで…とは期待がありましたが、そこまでいくことはできませんでした。今年は前半から真ん中くらいまでに、これらの事業はそれぞれにいい結果を引き出せるように頑張っていただきたいなと思います。これらは今後、我々のグループの中心の事業になっていく可能性が大きいと思いますので、先ほども言いましたけども、風を起こし他の部門にいい影響を与える…そういうものを是非創っていただきたいと思います。

 燃料油の方は、これまでは会社の売上粗利全体に一番大きな割合を占めていましたが、この4、5年の間で、燃料油の占める割合は40%を切るくらいになってきました。実を言うと石川県はマーケットが非常に悪いんですね。他県に比べ5円以上低いのでしょうか。5円も違えば、ウチの場合年間で数億円がどこかに吹っ飛んでいるようなものです。今は円安になりましたが、まるで石川県だけ今でも80円前後の円高の中で商売をしているような感じです。しかしながら、会社の経営に「たら・れば」はないので、そういうことを理由にしないでおこう思っていますけども、それでもその中でみんなが頑張って、結果を残してくれていることに本当に感謝しています。

 いつも皆さんに言っていますが、ピンチはチャンスですよね。ピンチの中に、新しいものの考え方とかやり方が生まれてきます。そういうものを是非、みんなで見つけていって頂きたいと思います。今年は前半が勝負です。後半になって勝負をかけても遅いんじゃないかと思っています。ひょっとすると後半になれば、円安や株価の上昇などから安倍さんが首相になった経済効果が表れてくるかもしれません。逆に言えば、前半に勝負をかけてちゃんとそういう景気の波にしっかり乗っかっていけるようなスピード感で頑張っていかなければなりません。

 昨日は日産の方の新年会を同じ場所でやりました。ですがやっぱりここでこうしてみんなの顔を見ると、実家に帰ってきた嫁が久しぶりにくつろいでリラックスした気分になって、とても嬉しいです。僕の仕事は現状では70%が日産の仕事です。北星に3割しかいないちょっと問題のある社長ですが、こうやって立派な業績を続けていただいていると言うのは、ここにおいでる120人が力を合わせて不在の社長に代わりにそれぞれに頑張ってくれたからだと思っています。しばらくはこの状況が続くかもしれません。この社長不在というピンチも、是非チャンスに変えてそれぞれしっかりした目標・目的を達成して頂ければありがたいと思います。

 2013年が始まりました。マーケットは相変わらず厳しいですが、みんなで信頼し力を合わせそれを乗り越えて、先ほど表彰のあったような優秀なチームや社員が続々と現れるように期待していますし、そういう会社を作って行きましょう。よろしくお願いします。ありがとうございました。
いよいよ衆議院選挙です(2012.12.3)
 いよいよ衆議院選挙です。業務時間中で結構ですので、スタッフ全員が投票をするようにしてください。会社が推薦する候補者はいますが、最終的には自分でよく考えて投票してください。無駄だとか、関心がないとか言わないで、他人事ではなく小さなことからでも責任を持って行動に移してください。とても大切な事だと思います。

 11月が終わりました。嬉しい話題は、ここしばらく低迷していた北町SSが前年実績を超えてくれたことと、鈑金塗装工場がずっと取り組んできた1千万円の粗利目標を超えたことですね。オート事業部も、そしてメンテナンス事業部もギリギリですが達成してくれました!やはり去年を下回るのは面白くない。私は「なんでやろう?」が好きなので(笑)、こういう時はつい「なんでうまくいったの?」と聞いてみたくなります。その秘訣はぜひ、うまく行かなかったチームに伝えて真似してほしいと思います。逆にちょっとつまずいてしまったSSは、必ず原因がありますからしっかり分析してください。その原因を作ってきたのは他ならぬ自分達チーム内部です。お客様が変わったのではなく、私たちがお客様をそういうふうに変えてしまったのです。いつも同じことをするのではなく、お客さまに喜ばれることを先手を打って取り組んでいかなければなりません。
 大切なのはボテボテでもポテンヒットでもいいからとにかく1塁に出ること。そしてバントや盗塁でチャンスを広げ、3回チャンスがあればそのうち1回は得点できるようにすることです。9回の逆転ホームランを最初から期待するべきではありませんし、現在はそういう環境でもありません。日々のコツコツした積み重ねが勝利に結び付くのです。

 12月は決算月です。日産などの車ディーラーは3月に決算ですが、ディーラーはやはりブランドの看板があるので強いですね。しかしそれをうらやましがっても仕方ありません。私たちは全員でディーラー以上のサービスを重ねて、「北星」という無印良品ブランドを高めていかなければなりません。繁忙期ですがくれぐれもコンディションに気をつけて、そして事故のないよう頑張り、締めにふさわしい成果を上げましょう!
自ら新しいことに挑戦し続けるチームになろう(2012.11.1)
 目標に対する実績がずっと遅れているチームがあります。同じ人が同じ人に同じことをやっていても、同じ結果しか出ない。そのあたりに遅れの原因があるのではないでしょうか。

 ある大手お菓子メーカーが販売しているスナックは80種類もあって、うすしお味のポテトチップスなどの定番商品がある一方、約半数を3ヶ月ごとに入れ替えているのを知っていますか?あそこには商品開発室があって、様々な意見を出し合って常に新しいものを生み出そうとしています。私たちも、得意なものや収益力のあるものを販売の中心に置きつつ、新しいものに挑戦しながら真ん中の柱を太くしていくチームを作っていくことが大切です。一方で、ある大手総合家電メーカーがが巨額の赤字に陥ったことが報道されています。彼らは貪欲に新しいものに挑戦する中国や韓国のライバル企業に対し、そういった姿勢が恐らく欠けていたのではないでしょうか。

 これまでと同じやり方を続け、社長から指示されたことだけをやっているチームは成功しません。周りの環境が変わらないならそれでもいいのでしょうが、今はそのような時代ではありません。まして私たちのような設備産業は、きちんと利益を残していかなければ補修や設備投資もできず、皆さんの待遇を向上していくことも難しくなります。それではモチベーションも上がりませんし、何より企業使命にある「お客様の“新”自動車生活の創造に貢献する」ことに反するものです。大切なお客様を満足させることができなくなります。

 先ほどタイヤキャンペーンの「がんばろう」三唱をしましたが、やみくもに精神論で頑張ろうとするだけでは必ず失敗します。昨年の実績は分かっているのですから、同じやり方では同じ結果が出るのが目に見えています。話し合いの中から自分たちで新しいやり方を見つけること、そしてそれぞれの目標と役割を明確にすることが大切です。

 いよいよ11月、12月の書き入れ時を迎えます。体調管理にはくれぐれも気をつけ、一人一人が、そしてチームが全力で戦い、会社の目標達成に貢献してもらいたいと思います。

PAGE TOP